Athletic Republic of Boulder Diary
アスリート的コロラド州ボルダー滞在記

Race after race... (Boulder Peak Triathlon)

今週の4連戦の最後を飾るのは、2年前も出場したBoulder Peak Triathlon。今年ついにエイジグループが25-29から30-34に昇進し、同じウェーブでスタートするチームメイトはもはやいない。10分先にスタートする若いチームメートを追い上げる (正しくは、ひたすら引き離される) 孤独なレースになりそうだ。


スタート前からなぜか即身仏状態。

Mummy before the race

Stroke & Strideと違ってスイムコースは反時計回りの1周、しかもスタート後に泳ぐ方角は完全に逆光で、泳ぐ前からほとんどブイが見えない。ヘッドアップしても無駄そうだったので、「護送船団方式」でひたすら集団の行く末に身を任せるしかなさそうだ。トップの人は一体どうやって方向を定めるのだろう?

スイムスタート後のバトルはほぼ予想通り、3日前のStroke & Strideで十分揉まれたおかげでそれほど慌てることはなかった。蹴られるのも乗っかられるのも全てトライアスロンの定め、甘んじて受け入れるべし、という悟りの境地に達したかのようだ。一度バトルのピークさえ過ぎてしまえばどうってことはない。往路はろくにヘッドアップもせず、最初のコーナーまでひたすら群集に付いて泳いだ。コーナーを曲がってしまえばもう逆光に悩まされることもないのだけど、今度は群集がばらけ始めて「護送船団方式」がうまくいかなくなってくるので、隣の選手が真っ直ぐ泳ぐことを期待してぴったりくっついて泳ぐ「一蓮托生コバンザメ方式」に移行。ところが、後半腕が疲れてきて隣の選手に付いていけなかったり、前のウェーブの選手に引っかかったりすると、ヘッドアップして方角を見定める「自律航法」しかない。いつもは自律航法に移行したとたんに真っ直ぐ進まなくなるのが常なのに、今日は最後までよいフォームを保つことができ、独泳でもそんなに迷走しなかったような気がする。そんなわけで今日のスイムのタイムは悪くないんじゃないかな…と期待したのに、時計は無常にも30分をオーバーしていた。ちょっと長めのトランジションランも含めると31分オーバー、なんでやねん?
(スイムを17分台で上がるワールドカップ級エリート選手でも19分後半かかっていたので、ちょっと距離が長かったのだろう。)

スイムの結果がどうであれ、自分のレースはいつもバイクから始まる。今日のフライングマウントはそこそこの出来だったけど、その後が問題だった。6年間使い続けているお気に入りのTIMEのトライアスロンシューズはかかとの部分がぼろぼろで、濡れた足をつっこむと内張りがくしゃくしゃになってスムーズに履けない。悪戦苦闘の末やっと足が入ったと思ったら今度はチェーンがチェーンリングから外れてしまい、ストップを余儀なくされタイムロス。パンクよりはましだけど、せっかくの楽しいバイクパートが台無しだ。

Boulder Peakのバイクコースは42kmで登りが1,400ft (約440m)、最初の5マイルほどはゆるい登りが続き、そこから15%の坂が1km続くOlde Stage Roadに繋がっていく。自分はトライアスリートの標準からすれば登りが得意な方なので、この区間ではごぼう抜き状態でかなりいい調子だった。このところの過酷なマウンテンバイクライドで鍛えられたせいかOlde Stageもそれほど急には感じない。ツール・ド・フランスの悪魔おじさんもどきに応援されながら登りきると今度は急な下り坂になり、去年から導入された35mphスピード制限区間に入る。よく街中で見かける「あなたのスピードはxxx mphです」という表示機まで設置され、坂のふもとでは警官がスピードガンを持って待機しているという念の入れよう。実際、去年は6人がスピード違反で失格になったらしい。そこを抜けてLefthand Canyon Rdに入りしばらく下ったところで、今度は"Bear X-ing"という看板が目に入った。そう、去年この場所で選手が野生のクマさんにぶつかって落車したという故事にちなんでのものだ。

ローイングで足の筋力が付いたのか、あるいはこのところのハードコア・マウンテンバイクライドでタフになったのか、2年前に比べてバイクパートには余裕があった。現在Polar 720iが電池交換のため修理中なのでスピードもケイデンスも出なかったけど、前回と同じくらいのスピードは出ている実感があった (実際のところチェーンのトラブルにも関わらず2年前より1分近く速かった)。前よりもいいんじゃないかという期待に胸を膨らませバイクフィニッシュ。

Transition

しかし、ここで再びポカをやらかした。バイクラックの場所は早い者勝ちなので間違えて一段奥のバイクラックに入れてしまい、自分のシューズがないのに気づいて慌てて自分の場所を探す。こういうときに限ってチームメートが応援の声をかけてくれたりするので、とても気恥ずかしい。

これだけのタフなバイクコースにも関わらず足の疲労はそんなに気にならず、ランスタート直後の調子はいい感じだった。最初の1マイル通過が6分50秒を切るくらいで、ちょっと息は上がっていたけど悪くないペースだ…と思ってしまったのが間違いだった。次の1マイルはなんとか持ちこたえたものの、そこからペースがどんどん落ちてきた。足はまだ動きそうなのに呼吸が上がらず、ランの初めがオーバーペースだったことを悟る。折り返しのスプリットは22分半を越えていて、このままだと45分を超えるのは確実。とりあえず足はまだ残っていたのでどつぶれすることはなかったけど、結局最後までペースは上がらず、フィニッシュタイムは2時間34分を超えてしまった。ああ、2年前より遅い…

After finish

スイムもバイクも前回よりはちょっとずつ良かったのに、ランで全てを棒に振ってしまうというなんともアメリカ人的なレース展開だった。今のランの練習量を考えたら、たとえランのペース配分がうまくいったとしても何ぼも速くならなかっただろう。どうにも去年のNationals以来ランの切れがなくなっているのは困ったもんだ。

Swim00:31:09(690)
Trans 100:01:01(-)
Bike01:13:55(189)
Trans 200:01:16(-)
Run00:46:45(204)
Total02:34:07(233/1415)

ところで今回のレースはゆっこぽんさんのトライアスロンデビュー。でも残念なことにスイム途中でリタイアしてしまい、バイクとランは続けたものの完走扱いにはならなかった。次回のBoulder Halfで初完走目指してがんばってください。それから、応援に駆けつけてくれたKさんと師匠、ありがとうございました。今回の写真は師匠の提供です。

Sun Jul 22 19:35:53 MST 2007 by k - Category: Race

Comments

ゆっこぽん wrote:

お疲れ様でした!
今週はレース続きだったにもかかわらず、スイムとバイクで好タイムをマークしての完走はさすがですね!
やはりスゴイ体力なんだな~と改めて感心しました。
私のほうは今回情けない結果に終わってしまいましたが、次は何とか完走できるように、頑張ります。
このムヤムヤした気分を晴らしたいです!

Mon Jul 23 11:33:21 MST 2007

k wrote:

お疲れ様でした。
今朝無理やり漕ぎましたが、へろへろでした。
なので、コーチは不機嫌でした。やれやれ…

今回のスイムの結果は残念でしたが、これに懲りずに
来月のレースがんばってください。体力的には
ぜんぜん問題ないはずです。
場数踏めば大丈夫でしょう。

Mon Jul 23 16:59:06 MST 2007

ユウキ wrote:

猛暑の中お疲れ様でした。
トランジションの速さは際立っていたよ!すごかった!

オールドステージでバイクの様子を見れなかったのが悔やまれる、、、。

俺が挑戦する日はいつかな~。

Mon Jul 23 21:56:58 MST 2007

k wrote:

「トライアスロンの得意種目は?」と聞かれたら、迷わず
「トランジション」と答えます。
バイクの乗り降りが激しいシクロクロスでは役に立つかも。

8月の終わりならSteamboat、9月半ばにはAuroraでレースがあるよ。

Mon Jul 23 23:32:16 MST 2007

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