Leadville Loppet
レースは全てに優先する。一度エントリーしたからには車がいかれたくらいで諦めるわけにはいかない。金に物を言わせてレンタカーを借り、スキーにワックスをかけ、万全を期してLeadville Loppetに向かった。
渋滞や悪天候に備えてかなり余裕を持って家を出たら、I-70はガラガラ、道路も完全にクリア、予定よりかなり早くレースの3時間前に着いてしまった。いくらなんでも早すぎだ。Provin' Grounds Coffee & Bakeryで1時間半ほど時間をつぶしてから会場のColorado Montain Collegeキャンパスへ向かった。
44kmの部がスタートしてから約15分後、何の前触れもなくいきなり22kmの部がスタート。滑りながら慌ててポールのストラップを締めようとしたら、自分のポールにつまずいて100mも行かないうちに無様にこけた。いきなりやる気がそがれる。
最初にちょっとだけ下った後はひたすら長い登りが続く。それほどきつい坂じゃないからマイペースで行けばNighthawksのときみたいに足が痛くなることもないだろうと思ってたら、5分も登らないうちに右足首がじんわりと痛みだしてきた。そして失速、どんどん抜かれてしまう。Nighthawksの二の舞だ。さらにやる気がそがれる。
いつもならこんな感じでダメなまま終わってしまうところだけど、20分ほど我慢の滑りを続けていたら下りが続く区間に来てここで足を回復。その先の登りでは不思議と足の痛みをあまり感じなくなり、一度抜かれた選手に追いつくことができた。
中盤、コースは果てしない登りが続く。下界では大したことない勾配の坂も、標高3000mでは3倍きつい。30分ほど昆虫のように延々と同じ動作を繰り返しながら登り続けてようやく22kmの折り返し地点に着いた。恐ろしいことに44kmのコースはここからさらに登りが続く。
ここまで来て気がぬけたのか、折り返しでバランスを崩して転倒し、はずみでブーツのストラップが緩んでしまった。どうもブーツの中で足が遊んでいる感じがして、下りのスケーティングで微妙な窪みに足を取られてまた転倒、ぶち切れそうになるのを抑えながら止まってストラップを締め直していると、登りで抜いた選手たちにごぼう抜きにされた。くそぅ。さらに悪いことに、再び滑り始めると今度は腿が攣りかけてまともに滑れない。
それでもなんとか抜かれたうちの一人には追いついた。下りでは自分の方が速かったので一気に抜いてしまいたかったけど、コースが狭くなかなか抜きどころがない。そうこうしているうちに集中力が落ちてきて自分のポールにつまずいて自爆、思わずよろしくない言葉を叫んでしまった。もう一度追いついてフィニッシュまであと少しのところで仕掛けたら、スキーが重なって二人とも転倒。最低だ。お互い立ち上がるのを待って再び滑り出したときに、この転倒で右のポールを曲げてしまったのに気づき、半分やけっぱちでフィニッシュ。タイムは1時間39分、予定の1時間半よりはちょっと遅れたけど、まあこんなもんだろう。
リザルト。

レース後のアワードセレモニーは、手作りのエルクシチューやチリが出てなかなか豪華。44kmの部の選手がフィニッシュするのを待ちながらがつがつ食べていると、窓から見える山並みがだんだん霞んできて、空も雲に覆われ雪が降り始めた。3時すぎに会場を出たときにはもう道路が雪に覆われていて、スノータイヤもなく四駆でもないレンタカーの運転はなかなか気を遣いそうなコンディションになっていた。
実際は気を遣うなんてもんじゃなかった。Fremont Passに近づくにつれ雪が激しくなって50m先も見えないほど視界が悪くなり、さらに道路はくっきり轍が残るほど雪が積もって、前行くトヨタのSUVは途中で諦めて止まってしまった。一方、こちらは一度止まったらスタックしかねないので気合いで峠を登り続け、下りでは何度かブレーキでテールを振って肝を冷やしながら、なんとか無事に山を降りることができた。Copperに辿り着いたときには本当にほっとした。インプレッサさえ元気ならこんな目に遭わなかったのに。
渋滞や悪天候に備えてかなり余裕を持って家を出たら、I-70はガラガラ、道路も完全にクリア、予定よりかなり早くレースの3時間前に着いてしまった。いくらなんでも早すぎだ。Provin' Grounds Coffee & Bakeryで1時間半ほど時間をつぶしてから会場のColorado Montain Collegeキャンパスへ向かった。

44kmの部がスタートしてから約15分後、何の前触れもなくいきなり22kmの部がスタート。滑りながら慌ててポールのストラップを締めようとしたら、自分のポールにつまずいて100mも行かないうちに無様にこけた。いきなりやる気がそがれる。
最初にちょっとだけ下った後はひたすら長い登りが続く。それほどきつい坂じゃないからマイペースで行けばNighthawksのときみたいに足が痛くなることもないだろうと思ってたら、5分も登らないうちに右足首がじんわりと痛みだしてきた。そして失速、どんどん抜かれてしまう。Nighthawksの二の舞だ。さらにやる気がそがれる。
いつもならこんな感じでダメなまま終わってしまうところだけど、20分ほど我慢の滑りを続けていたら下りが続く区間に来てここで足を回復。その先の登りでは不思議と足の痛みをあまり感じなくなり、一度抜かれた選手に追いつくことができた。
中盤、コースは果てしない登りが続く。下界では大したことない勾配の坂も、標高3000mでは3倍きつい。30分ほど昆虫のように延々と同じ動作を繰り返しながら登り続けてようやく22kmの折り返し地点に着いた。恐ろしいことに44kmのコースはここからさらに登りが続く。
ここまで来て気がぬけたのか、折り返しでバランスを崩して転倒し、はずみでブーツのストラップが緩んでしまった。どうもブーツの中で足が遊んでいる感じがして、下りのスケーティングで微妙な窪みに足を取られてまた転倒、ぶち切れそうになるのを抑えながら止まってストラップを締め直していると、登りで抜いた選手たちにごぼう抜きにされた。くそぅ。さらに悪いことに、再び滑り始めると今度は腿が攣りかけてまともに滑れない。
それでもなんとか抜かれたうちの一人には追いついた。下りでは自分の方が速かったので一気に抜いてしまいたかったけど、コースが狭くなかなか抜きどころがない。そうこうしているうちに集中力が落ちてきて自分のポールにつまずいて自爆、思わずよろしくない言葉を叫んでしまった。もう一度追いついてフィニッシュまであと少しのところで仕掛けたら、スキーが重なって二人とも転倒。最低だ。お互い立ち上がるのを待って再び滑り出したときに、この転倒で右のポールを曲げてしまったのに気づき、半分やけっぱちでフィニッシュ。タイムは1時間39分、予定の1時間半よりはちょっと遅れたけど、まあこんなもんだろう。
リザルト。


レース後のアワードセレモニーは、手作りのエルクシチューやチリが出てなかなか豪華。44kmの部の選手がフィニッシュするのを待ちながらがつがつ食べていると、窓から見える山並みがだんだん霞んできて、空も雲に覆われ雪が降り始めた。3時すぎに会場を出たときにはもう道路が雪に覆われていて、スノータイヤもなく四駆でもないレンタカーの運転はなかなか気を遣いそうなコンディションになっていた。
実際は気を遣うなんてもんじゃなかった。Fremont Passに近づくにつれ雪が激しくなって50m先も見えないほど視界が悪くなり、さらに道路はくっきり轍が残るほど雪が積もって、前行くトヨタのSUVは途中で諦めて止まってしまった。一方、こちらは一度止まったらスタックしかねないので気合いで峠を登り続け、下りでは何度かブレーキでテールを振って肝を冷やしながら、なんとか無事に山を降りることができた。Copperに辿り着いたときには本当にほっとした。インプレッサさえ元気ならこんな目に遭わなかったのに。
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