06/11/2010
サンフランシスコ半島紀行
うまいラーメンを食べに、はるばるサンノゼまでやってきた。今回いただいたのはらーめん晴 (Ramen Halu) の看板、晴ラーメンのり付き。さすが西海岸、出てきたラーメンはコロラドでは味わえない麺まで本物のラーメンだった。麺の茹で加減はばっちり、スープは家系のややこってりした味なのに後味は爽やか。2月にロサンゼルス近郊で食べた山頭火のラーメンよりもうまい。文句なくアメリカで食べた中で一番うまいラーメンだった。ここのお店はクレジットカードが使えないので、現金を忘れずに持っていきましょう。

翌日はサンフランシスコ半島の太平洋側、Cabrillo Highway (Pacific Coast Highway)を車で走ってみた。4ヶ月ぶりに見る青い海はなんとも言えず感動的だ。海に面した崖沿いを走る道路は何となく伊豆半島の国道135号線を思い出す。こんなところをバイクで走れたら気持ちいいだろうな。

サンフランシスコの近くから100km余り南下してサンタクルズに到着、適当に海岸沿いの道に出てLighthouse Field State Beachに車を停めた。灯台の横の入り江に、サーファーが浮かんで波を待っているのが見える。

もう11時過ぎなのに、風が吹くと日なたでもちょっと肌寒いくらいだった。砂浜にはまだ人は少ない。

そこから1マイルくらい西に戻るとNatural Bridges State Beachがあって、モアブにあったようなアーチが海に立っている。こちらの海岸は家族連れで賑わっていた。肝心のアーチは波に洗われて崩れるのが早いらしく、昔に比べて半分くらい崩れてしまったらしい。
ここの海岸は岩の模様が面白い。

海岸を奥の方へ歩いて行くと、アシカの死体 (心臓の悪い方は閲覧をご遠慮ください) が打ち上げられていた。これもまた自然の営み。
サンタクルズは山と海に囲まれたこじんまりとした観光地で、なんとなく熱海のような雰囲気がある。できればダウンタウンでシーフードでも食べたかったのだけど、帰りの飛行機の時間が迫っていたのでそのまま空港へ向かった。帰り道のSanta Cruz Highwayは勾配とカーブがきついのに中途半端にスピードが出るスリリングな道路だ。名阪国道のモデルになったに違いない。

翌日はサンフランシスコ半島の太平洋側、Cabrillo Highway (Pacific Coast Highway)を車で走ってみた。4ヶ月ぶりに見る青い海はなんとも言えず感動的だ。海に面した崖沿いを走る道路は何となく伊豆半島の国道135号線を思い出す。こんなところをバイクで走れたら気持ちいいだろうな。

サンフランシスコの近くから100km余り南下してサンタクルズに到着、適当に海岸沿いの道に出てLighthouse Field State Beachに車を停めた。灯台の横の入り江に、サーファーが浮かんで波を待っているのが見える。

もう11時過ぎなのに、風が吹くと日なたでもちょっと肌寒いくらいだった。砂浜にはまだ人は少ない。

そこから1マイルくらい西に戻るとNatural Bridges State Beachがあって、モアブにあったようなアーチが海に立っている。こちらの海岸は家族連れで賑わっていた。肝心のアーチは波に洗われて崩れるのが早いらしく、昔に比べて半分くらい崩れてしまったらしい。
ここの海岸は岩の模様が面白い。

海岸を奥の方へ歩いて行くと、アシカの死体 (心臓の悪い方は閲覧をご遠慮ください) が打ち上げられていた。これもまた自然の営み。
サンタクルズは山と海に囲まれたこじんまりとした観光地で、なんとなく熱海のような雰囲気がある。できればダウンタウンでシーフードでも食べたかったのだけど、帰りの飛行機の時間が迫っていたのでそのまま空港へ向かった。帰り道のSanta Cruz Highwayは勾配とカーブがきついのに中途半端にスピードが出るスリリングな道路だ。名阪国道のモデルになったに違いない。
12/10/2009
モアブ巡礼: Corona Archの隣の谷
モアブMTBツアー改めスノーシューアドベンチャーツアーも、早いものでもう最終日。最後くらい天気に恵まれても良さそうなものだけど、この日も昨日とほとんど変わらない殺人的な冷え込みで、コロラド川沿いの崖の影に立ち並ぶ木々は真っ白な樹氷に覆われていた。見ているだけで車の中まで寒くなってくる。
ユーキが選んだツアー最後のアドベンチャーは、モアブからコロラド川を10マイルほど下ったところにあるCorona Archへ向かうトレイル。ここはバイク乗り入れ禁止なので、こういうときじゃないと行く機会がなさそうだ。例によって誰もいないトレイルヘッドに車を停め、スノーシューを履き、パーキングを横切ってトレイルの案内と反対の方向へ歩き始めた。普通トレイルの案内は入り口にあるものだけど、トレイルヘッドの反対側へ続いているなんで、さすがアドベンチャーツアーにふさわしいトレイルだ。そのままコロラド側の下流の方へ歩き、盛土を登ると線路の上に出る。
線路の反対側にはトレイルの入り口のところだけ開いているフェンスがあって、ここもトレイルの一部なのは間違いない。ところが…一度フェンスの内側に入ると、トレイルがどっちに続いているのかよく分からなくなった。国立公園のトレイルと違ってきちんとしたマーカーもなく、こんな日では他に訪れる人もなくて、ユーキのトレイルセンサーをもってしてもどちらが順路なのかよく分からない。どうにも右側の方へは道が続いていそうになかったので、直感で左側へ続く谷の奥へ行くことになった。こんなに寒い日が続いているのに日の当たる岩の上の雪はかなり溶けていて、ここから先はスノーシューを脱いで先へ進む。
谷の途中までは一応トレイルっぽくなっていて、このルートで合っているようだったけど、進むにつれてだんだんトレイル度が下がっていき、そのうち目を細めてやっとトレイルが見える (ような気がする) 状況になって、ついにはけもの道らしきものすら分からなくなった。このまま進んでもCorona Archに辿り着ける気がしない。それでもこのまま引き返すのは癪に障るので、目的地を谷の奥に浮かぶテーブルマウンテンに変更し、アドベンチャーを続行することにした。
その先の道のりはなかなか険しかった。崖沿いではなかったので落ちて死ぬような難所はなかったけど、バイク用シューズカバーに覆われてグリップの利かない靴で雪の斜面を歩くのは簡単じゃない。谷の奥は日陰で雪もまだ多く残っていて、足をつけるまで雪の下がどんな地面なのか分からず、たまたま足を着いたところが砂の斜面だと派手に滑って肝を冷やす。少しでも身の安全を確保するために、先を行くユーキ決死隊長の足跡を慎重に辿っていった。
こうして道なき道を進むこと小一時間、なんとか目的地のテーブルマウンテンに到着。実際に登ってみると、ここからの眺めは絶景だった。三方を崖に囲まれ、
元来た道の方向にはコロラド川の峡谷が広がっている。
偶然にしては、ここに登ることができたのはとてもラッキーだった。さすがアドベンチャーツアー、"Getting lost included."
帰り道は足跡を辿るだけなので、往路よりも簡単だ。来た道をそのまま戻るのも面白くないので、帰りは線路の上を歩いてトレイルヘッドの方へ向かった。気分はスタンド・バイ・ミー。
線路沿いにトレイルヘッドへ近づくと、そこにはなんとCorona Archトレイルのサインが立っていた。盛土からそのままトレイルヘッドへ続く道があり、そこを降りると最初に見たトレイルの案内が立っている。そう、最初の一手から進む方向を間違えていたのだった。これでもう次回は迷わないぞ。
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ユーキのビデオレポート。
モアブツアー3日目&最終日ビデオ完了しました!
というわけで、今回のモアブ巡礼はアドベンチャーに始まりアドベンチャーに終わる、とても充実した4日間だった。次に行くときはきっとマウンテンバイクシーズンだろうから、赤茶けた岸壁を眺めながら雪景色を思い出すことになるんだろう。ユーキさん、ガイドありがとうございました。次回こそマウンテンバイクでまたガイドよろしく。
ユーキが選んだツアー最後のアドベンチャーは、モアブからコロラド川を10マイルほど下ったところにあるCorona Archへ向かうトレイル。ここはバイク乗り入れ禁止なので、こういうときじゃないと行く機会がなさそうだ。例によって誰もいないトレイルヘッドに車を停め、スノーシューを履き、パーキングを横切ってトレイルの案内と反対の方向へ歩き始めた。普通トレイルの案内は入り口にあるものだけど、トレイルヘッドの反対側へ続いているなんで、さすがアドベンチャーツアーにふさわしいトレイルだ。そのままコロラド側の下流の方へ歩き、盛土を登ると線路の上に出る。
線路の反対側にはトレイルの入り口のところだけ開いているフェンスがあって、ここもトレイルの一部なのは間違いない。ところが…一度フェンスの内側に入ると、トレイルがどっちに続いているのかよく分からなくなった。国立公園のトレイルと違ってきちんとしたマーカーもなく、こんな日では他に訪れる人もなくて、ユーキのトレイルセンサーをもってしてもどちらが順路なのかよく分からない。どうにも右側の方へは道が続いていそうになかったので、直感で左側へ続く谷の奥へ行くことになった。こんなに寒い日が続いているのに日の当たる岩の上の雪はかなり溶けていて、ここから先はスノーシューを脱いで先へ進む。
谷の途中までは一応トレイルっぽくなっていて、このルートで合っているようだったけど、進むにつれてだんだんトレイル度が下がっていき、そのうち目を細めてやっとトレイルが見える (ような気がする) 状況になって、ついにはけもの道らしきものすら分からなくなった。このまま進んでもCorona Archに辿り着ける気がしない。それでもこのまま引き返すのは癪に障るので、目的地を谷の奥に浮かぶテーブルマウンテンに変更し、アドベンチャーを続行することにした。
その先の道のりはなかなか険しかった。崖沿いではなかったので落ちて死ぬような難所はなかったけど、バイク用シューズカバーに覆われてグリップの利かない靴で雪の斜面を歩くのは簡単じゃない。谷の奥は日陰で雪もまだ多く残っていて、足をつけるまで雪の下がどんな地面なのか分からず、たまたま足を着いたところが砂の斜面だと派手に滑って肝を冷やす。少しでも身の安全を確保するために、先を行くユーキ決死隊長の足跡を慎重に辿っていった。
こうして道なき道を進むこと小一時間、なんとか目的地のテーブルマウンテンに到着。実際に登ってみると、ここからの眺めは絶景だった。三方を崖に囲まれ、
元来た道の方向にはコロラド川の峡谷が広がっている。
偶然にしては、ここに登ることができたのはとてもラッキーだった。さすがアドベンチャーツアー、"Getting lost included."
帰り道は足跡を辿るだけなので、往路よりも簡単だ。来た道をそのまま戻るのも面白くないので、帰りは線路の上を歩いてトレイルヘッドの方へ向かった。気分はスタンド・バイ・ミー。
線路沿いにトレイルヘッドへ近づくと、そこにはなんとCorona Archトレイルのサインが立っていた。盛土からそのままトレイルヘッドへ続く道があり、そこを降りると最初に見たトレイルの案内が立っている。そう、最初の一手から進む方向を間違えていたのだった。これでもう次回は迷わないぞ。
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ユーキのビデオレポート。
モアブツアー3日目&最終日ビデオ完了しました!
というわけで、今回のモアブ巡礼はアドベンチャーに始まりアドベンチャーに終わる、とても充実した4日間だった。次に行くときはきっとマウンテンバイクシーズンだろうから、赤茶けた岸壁を眺めながら雪景色を思い出すことになるんだろう。ユーキさん、ガイドありがとうございました。次回こそマウンテンバイクでまたガイドよろしく。
12/09/2009
モアブ巡礼: Canyonlands National Park
豪雪が去った後、モアブにはカテゴリー超級の寒波がやってきた。この日の最低気温は冷凍庫より寒い-8℉ (-22℃)。意を決してロッジを出てはみたものの、朝食でEklecticafeに入って一度落ち着いてしまうと、なかなか腰が上がらない。このままコーヒーをすすりながら、暖かくなるまでずっと居座りたい誘惑に駆られてしまう。
そういうわけで、今日の目的地Canyonlands National Parkに着いたときには午前10時を回っていたのだけど、この時間になってもゲートの料金所は無人だった。ゲートにあった指示通りパスを見せにビジターセンターに寄ってみると、今度は一人しかいないレンジャーのお姉さんが同僚と電話中で、「今日は一応客も来てるから、できたら出勤してね」みたいな話をしている。「客よりレンジャーの方が多いんじゃない」と冗談めかして言ってみたら、「昨日は本当にそうだった」という返事が返ってきた。平日の真冬の国立公園は、シーズン中よりも時間がゆっくり流れている。
Canyonlands National Parkはコロラド川とグリーン川の合流地点にできた峡谷で、川によって3つの地区に分かれている。今回行ったのは2つの川に挟まれたIsland in the Sky地区、杉並区で言えば方南町に当たる部分だ。今回最初に行ったのは、Island in the Skyの先端 (地元で言えば広町住宅の辺り) にあるGrand View Point。
言うまでもなく、この雄大な国立公園を神田川と善福寺川の合流地点に例えるのは恐ろしく間違っている。Grand View Pointから見えるのは、カメラのフレームに収まりきらない広大なパノラマと、
足もすくむ断崖絶壁だった。
Grand View Pointからは崖沿いに1マイルほどトレイルが続いている。トレイルそのものは崖っぷちを通っていないので高所恐怖症の人でも大丈夫だけど、ちょっとトレイルを離れて崖の方に行くと、これくらい危険なことができる。
棚。
トレイルの終点まで行くと、グリーン川の谷が眼前に広がる。写真でも言葉でもうまく伝えられないけど、コロラド川の谷とはまた違った景色だ。
こちらは南側。はるか彼方にコロラド側西岸のThe Needles地区の針山が見える。
Grand View Pointの次はMesa Archへ。この写真だとちょっと分かりにくいけど、真ん中が空いていて谷の反対側が見えているのが分かるだろうか。
このアーチは3メートルくらい幅があり、上を歩くことができる。下はかなり高い崖、もちろん柵なんかあるわけがなく、さすがに下を覗き込んで写真を撮る勇気はなかった。これはアーチの手前の崖から下を覗き込んだ図。
Grand View PointもMesa Archもトレイル自体は簡単で、ここまではどちらかというと観光モードだった。このまま終わってはアドベンチャーツアーの名が泣く、ということで、道路から川まで続いているLathrop Trailをスノーシューで歩くことになった。このトレイルは平野がしばらく続き、30分くらい歩いたところでようやく最初の崖っぷちに辿り着いて、目の前に広大なコロラド川の谷の風景が広がった。
そこから先はまさにアドベンチャー。細かい段丘を一段ずつ降りていき、何度も回り道をしながら少しずつ川底の方へ降りていく。この先どういう風に道が続いて下へ向かうのか、想像しながら歩くのが楽しい。途中崖沿いの日向に出ると雪が少なくなり、スノーシューを脱いでさらに先へ進んだ。
このトレイルはかなり長く、川底と道路の間にある段丘 (White Rim) まででも片道6.8マイル、川底まで行くと10マイル以上にもなる。とても午後2時にスタートして日の出ているうちに往復できる距離じゃない。少しずつ谷底に近づいていくのが面白くて中途半端なところで切り上げるのはちょっと残念だったけど、遭難はちょっとアドベンチャーが過ぎるので、1時間半くらい進んだところで折り返すことにした。残りは次回トレイルラン用に取って置くことにしよう。
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ユーキのレポート。
キャニオンランズ国立公園!!!
モアブツアー3日目&最終日ビデオ完了しました!
そういうわけで、今日の目的地Canyonlands National Parkに着いたときには午前10時を回っていたのだけど、この時間になってもゲートの料金所は無人だった。ゲートにあった指示通りパスを見せにビジターセンターに寄ってみると、今度は一人しかいないレンジャーのお姉さんが同僚と電話中で、「今日は一応客も来てるから、できたら出勤してね」みたいな話をしている。「客よりレンジャーの方が多いんじゃない」と冗談めかして言ってみたら、「昨日は本当にそうだった」という返事が返ってきた。平日の真冬の国立公園は、シーズン中よりも時間がゆっくり流れている。
Canyonlands National Parkはコロラド川とグリーン川の合流地点にできた峡谷で、川によって3つの地区に分かれている。今回行ったのは2つの川に挟まれたIsland in the Sky地区、杉並区で言えば方南町に当たる部分だ。今回最初に行ったのは、Island in the Skyの先端 (地元で言えば広町住宅の辺り) にあるGrand View Point。
言うまでもなく、この雄大な国立公園を神田川と善福寺川の合流地点に例えるのは恐ろしく間違っている。Grand View Pointから見えるのは、カメラのフレームに収まりきらない広大なパノラマと、
足もすくむ断崖絶壁だった。
Grand View Pointからは崖沿いに1マイルほどトレイルが続いている。トレイルそのものは崖っぷちを通っていないので高所恐怖症の人でも大丈夫だけど、ちょっとトレイルを離れて崖の方に行くと、これくらい危険なことができる。
棚。
トレイルの終点まで行くと、グリーン川の谷が眼前に広がる。写真でも言葉でもうまく伝えられないけど、コロラド川の谷とはまた違った景色だ。
こちらは南側。はるか彼方にコロラド側西岸のThe Needles地区の針山が見える。
Grand View Pointの次はMesa Archへ。この写真だとちょっと分かりにくいけど、真ん中が空いていて谷の反対側が見えているのが分かるだろうか。
このアーチは3メートルくらい幅があり、上を歩くことができる。下はかなり高い崖、もちろん柵なんかあるわけがなく、さすがに下を覗き込んで写真を撮る勇気はなかった。これはアーチの手前の崖から下を覗き込んだ図。
Grand View PointもMesa Archもトレイル自体は簡単で、ここまではどちらかというと観光モードだった。このまま終わってはアドベンチャーツアーの名が泣く、ということで、道路から川まで続いているLathrop Trailをスノーシューで歩くことになった。このトレイルは平野がしばらく続き、30分くらい歩いたところでようやく最初の崖っぷちに辿り着いて、目の前に広大なコロラド川の谷の風景が広がった。
そこから先はまさにアドベンチャー。細かい段丘を一段ずつ降りていき、何度も回り道をしながら少しずつ川底の方へ降りていく。この先どういう風に道が続いて下へ向かうのか、想像しながら歩くのが楽しい。途中崖沿いの日向に出ると雪が少なくなり、スノーシューを脱いでさらに先へ進んだ。
このトレイルはかなり長く、川底と道路の間にある段丘 (White Rim) まででも片道6.8マイル、川底まで行くと10マイル以上にもなる。とても午後2時にスタートして日の出ているうちに往復できる距離じゃない。少しずつ谷底に近づいていくのが面白くて中途半端なところで切り上げるのはちょっと残念だったけど、遭難はちょっとアドベンチャーが過ぎるので、1時間半くらい進んだところで折り返すことにした。残りは次回トレイルラン用に取って置くことにしよう。
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ユーキのレポート。
キャニオンランズ国立公園!!!
モアブツアー3日目&最終日ビデオ完了しました!
12/08/2009
モアブ巡礼: Arches National Park
果たして天気予報は正しかった。朝起きて外を見てみると、車の上に10インチもの雪が積もっている。とてもバイクに乗れるコンディションじゃない。仕方ないので今日は一日カフェでぬくぬくと過ごす…わけはなく、ツアーガイドのユーキさんはしっかり善後策を考えていて、スノーシューでArches National Parkを歩くことになった。
最初の目的地は、ユタのナンバープレートにも描かれているDelicate Arch。冬でなければトレイルヘッドから1.5マイルの簡単なハイキングだけど、今日のアドベンチャーは早くも路上から始まっていた。来たときにはまだ公園内の道路は除雪中で、途中から10インチの雪が積もったままの道路を走る羽目に。かわいそうなImprezaのお腹をフレッシュスノーにこすりつけながらラッセル車のように道路を進み、帰るまでには除雪車が来ることを祈りながら、気合いでWolfe Ranchのトレイルヘッドに辿り着いた。
5年もコロラドにいるのに、スノーシューを履くのは今回が初めて。最初のうちは足の運び方がよく分からず、やたらと体力を消耗してユーキに付いていくだけで息が切れる。でも、誰もいないトレイルをフレッシュスノーを踏みしめながら歩くのはすごく楽しい。
Delicate Archまでの道のりはずっと登りで、スノーシューだと歩いているだけでも結構な運動量だ。トレイルヘッドのある谷が、はるか下に見える。
雪に埋もれたトレイルはルートを探すだけでも一苦労。かろうじて雪の上に首を出しているマーカーと、トレイルを嗅ぎ付けるユーキの野性的直感を頼りに進むこと1時間少々、ついにDelicate Archが見えた。
ここからすり鉢のふちを辿ってDelicate Archの真下まで行くのはスリリングだ。スノーシューで斜めの道を歩くのはなかなか難しい。うっかり足を滑らせたら、アリジゴクの巣にはまったアリのように滑り落ちてしまうかもしれない。慎重に足を勧めて、Delicate Archの下面図を撮影。
それから一度トレイルを降りて反対側へ回り、南西からDelicate Archが見えるポイントへ移動。途中、真横から見えるポイントで側面図を撮影。影がなかったらただの柱にしか見えない。
南側から見る、陽に照らされたDelicate Archもまた素晴らしかった。
シーズン中は観光客でごった返しているDelicate Archを誰にも邪魔されることなく楽しんだ後、今度はDevils Gardenへ向かった。神々の皆さんには申し訳ないけど、コロラドのGarden of the Godsよりも迫力がある。
橋のようなLandscape Arch。最初に見たときは背景に溶け込んでいて、アーチがあるのに気がつかなかった。
ここから先のトレイルは結構険しく、足跡も途絶えてなかなかアドベンチャーだった。両側が切り立った崖になっている所があり、スノーシューのおぼつかない足取りで歩くのはこれまたスリリングだ。「極端に高所恐怖症の方はご遠慮ください」と書いてあるだけのことはある。
それでもここのトレイルはアドベンチャーをするだけの価値がある。いくつか難所を超えると、目の前にユタらしい雄大な風景が広がる。まな板のような岩がいくつも並んで立っている光景は、とても自然のものとは思えない。
上下に穴が並んでいるDouble O Arch。この先もまだトレイルは続いているけど、ぼちぼち日が傾いてきたので、今日はここで折り返した。
5時間以上雪の中を歩き回って充実した一日を過ごした後は、The Moab Breweryで栄養補給。一杯目はLizard Ale、これはエールにしてはすっきりした味で、ほどよく運動した後にはとても飲みやすい。次はちょっと重いのを飲みたくなって、Back Raven Oatmeal Stoutを試してみた。こちらは期待に違わずどっしりした味だけど苦みは控えめ、のどごしと味が両方楽しめるスタウトだった。もっといろいろ試したかったけど、自分の肝臓力では2杯が限界、今度来たときの楽しみに取っておこう。
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ユーキのレポート。
アーチーズ国立公園
モアブツアー2日目ビデオ!
最初の目的地は、ユタのナンバープレートにも描かれているDelicate Arch。冬でなければトレイルヘッドから1.5マイルの簡単なハイキングだけど、今日のアドベンチャーは早くも路上から始まっていた。来たときにはまだ公園内の道路は除雪中で、途中から10インチの雪が積もったままの道路を走る羽目に。かわいそうなImprezaのお腹をフレッシュスノーにこすりつけながらラッセル車のように道路を進み、帰るまでには除雪車が来ることを祈りながら、気合いでWolfe Ranchのトレイルヘッドに辿り着いた。
5年もコロラドにいるのに、スノーシューを履くのは今回が初めて。最初のうちは足の運び方がよく分からず、やたらと体力を消耗してユーキに付いていくだけで息が切れる。でも、誰もいないトレイルをフレッシュスノーを踏みしめながら歩くのはすごく楽しい。
Delicate Archまでの道のりはずっと登りで、スノーシューだと歩いているだけでも結構な運動量だ。トレイルヘッドのある谷が、はるか下に見える。
雪に埋もれたトレイルはルートを探すだけでも一苦労。かろうじて雪の上に首を出しているマーカーと、トレイルを嗅ぎ付けるユーキの野性的直感を頼りに進むこと1時間少々、ついにDelicate Archが見えた。
ここからすり鉢のふちを辿ってDelicate Archの真下まで行くのはスリリングだ。スノーシューで斜めの道を歩くのはなかなか難しい。うっかり足を滑らせたら、アリジゴクの巣にはまったアリのように滑り落ちてしまうかもしれない。慎重に足を勧めて、Delicate Archの下面図を撮影。
それから一度トレイルを降りて反対側へ回り、南西からDelicate Archが見えるポイントへ移動。途中、真横から見えるポイントで側面図を撮影。影がなかったらただの柱にしか見えない。
南側から見る、陽に照らされたDelicate Archもまた素晴らしかった。
シーズン中は観光客でごった返しているDelicate Archを誰にも邪魔されることなく楽しんだ後、今度はDevils Gardenへ向かった。神々の皆さんには申し訳ないけど、コロラドのGarden of the Godsよりも迫力がある。
橋のようなLandscape Arch。最初に見たときは背景に溶け込んでいて、アーチがあるのに気がつかなかった。
ここから先のトレイルは結構険しく、足跡も途絶えてなかなかアドベンチャーだった。両側が切り立った崖になっている所があり、スノーシューのおぼつかない足取りで歩くのはこれまたスリリングだ。「極端に高所恐怖症の方はご遠慮ください」と書いてあるだけのことはある。
それでもここのトレイルはアドベンチャーをするだけの価値がある。いくつか難所を超えると、目の前にユタらしい雄大な風景が広がる。まな板のような岩がいくつも並んで立っている光景は、とても自然のものとは思えない。
上下に穴が並んでいるDouble O Arch。この先もまだトレイルは続いているけど、ぼちぼち日が傾いてきたので、今日はここで折り返した。
5時間以上雪の中を歩き回って充実した一日を過ごした後は、The Moab Breweryで栄養補給。一杯目はLizard Ale、これはエールにしてはすっきりした味で、ほどよく運動した後にはとても飲みやすい。次はちょっと重いのを飲みたくなって、Back Raven Oatmeal Stoutを試してみた。こちらは期待に違わずどっしりした味だけど苦みは控えめ、のどごしと味が両方楽しめるスタウトだった。もっといろいろ試したかったけど、自分の肝臓力では2杯が限界、今度来たときの楽しみに取っておこう。
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アーチーズ国立公園
モアブツアー2日目ビデオ!
12/07/2009
モアブ巡礼: Sovereign Trail
「いつかはモアブ」
と思っているうちにいつの間にか月日は過ぎ、コロラドは真冬になってしまったのだけど、ユーキさんのガイドでモアブに行くことになった。予定を決めて宿を予約してもらったところで、現地の天気予報を見ると大雪のwarningが出ている。出発前々日まで行き先を変更しようかどうか迷ったけど、結局予定通り決行することにした。
ところが天気は我々に見方せず、道中ずっと雪が降り続いていてI-70の運転には神経を遣う。コロラドを抜けてユタに入っても雪は降り止まず、ほとんど回りの景色が見えないほど視界が悪い。この分だと初日からバイク乗れないかなと不安になったけど、モアブに近づくと積雪はそれほどでもなく、寒いのさえ耐えられればなんとか乗れそうだ。
この日に乗ったのは、モアブでは数少ないシングルトラックのあるSovereign Trail。
こんな天気の中わざわざバイクに乗る人が他にいるはずもなく、トレイルヘッドは貸し切り状態。
遠くに雪景色のテーブルマウンテンが霞んで見える。ちょっと不思議な光景だ。
トレイルヘッドを出てジープロードを登り、いきなりExtreme Difficultyと書いてある枯れ川を下るトレイルへ。雪がうっすらと積もった岩の上でどのくらいタイヤがグリップするのかよく分からず、何度もびびって降りてしまった。岩の他に手強かったのはモアブ名物の柔らかい砂地で、ハンドルを取られてこけることもあった。普段コロラドで乗っているトレイルとは勝手が違う。1時間半ほど乗ってようやく慣れてきた頃に日が暮れ始め、今日のライドは終了。来る前にもっとライディングテクニックを磨いておけばなー、とちょっと反省した。
ユーキのレポートとビデオ。
モアブ一日目
モアブウィンターアドベンチャーツアービデオ一日目!
"The difference between 'involvement' and 'commitment' is like an eggs-and-ham breakfast: the chicken was 'involved' the pig was 'committed'." ~unknown~
と思っているうちにいつの間にか月日は過ぎ、コロラドは真冬になってしまったのだけど、ユーキさんのガイドでモアブに行くことになった。予定を決めて宿を予約してもらったところで、現地の天気予報を見ると大雪のwarningが出ている。出発前々日まで行き先を変更しようかどうか迷ったけど、結局予定通り決行することにした。
ところが天気は我々に見方せず、道中ずっと雪が降り続いていてI-70の運転には神経を遣う。コロラドを抜けてユタに入っても雪は降り止まず、ほとんど回りの景色が見えないほど視界が悪い。この分だと初日からバイク乗れないかなと不安になったけど、モアブに近づくと積雪はそれほどでもなく、寒いのさえ耐えられればなんとか乗れそうだ。
この日に乗ったのは、モアブでは数少ないシングルトラックのあるSovereign Trail。

こんな天気の中わざわざバイクに乗る人が他にいるはずもなく、トレイルヘッドは貸し切り状態。

遠くに雪景色のテーブルマウンテンが霞んで見える。ちょっと不思議な光景だ。

トレイルヘッドを出てジープロードを登り、いきなりExtreme Difficultyと書いてある枯れ川を下るトレイルへ。雪がうっすらと積もった岩の上でどのくらいタイヤがグリップするのかよく分からず、何度もびびって降りてしまった。岩の他に手強かったのはモアブ名物の柔らかい砂地で、ハンドルを取られてこけることもあった。普段コロラドで乗っているトレイルとは勝手が違う。1時間半ほど乗ってようやく慣れてきた頃に日が暮れ始め、今日のライドは終了。来る前にもっとライディングテクニックを磨いておけばなー、とちょっと反省した。
ユーキのレポートとビデオ。
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