02/07/2010
Surf City Marathon
今回ロサンゼルスの南、ハンティントン・ビーチまで遠征することになったのは、ユーキにそそのかされたのがきっかけだった。ところが、先走って一人で申し込んだ後に肝心の本人が先週のマイアミマラソンに転向、NYマラソン出場を賭けてハーフマラソンを走るも、2マイルもいかないうちにトラブルで散華。お互い不幸は伝染する傾向があるので、出発までどうにも微妙な気分が続いていた。
幸いサウスウェストはいつもの通りトラブルフリーで、飛行機の中に延々と閉じ込められることもなくスムーズにオレンジカウンティ空港に着いた。コロラドとは違ったじめっとした濃い空気に触れると、カリフォルニアに来たんだなという実感が湧いてくる。レンタカーを借りて、ろくに地図も見ずに直感でレースエキスポへ向かった。
エキスポでは「マラソンランニンググローブ」と称して軍手を売っていた。きっとその辺の日本スーパーで安く仕入れた品だろう。片方2ドルって…片方だけ買う人いるんだろうか。
レースパケットを拾ってから、ちょっとビーチを歩いてみた。海を見るのも潮風に吹かれるのも久しぶりだ。さすがに南カリフォルニアでも2月の海は冷たすぎるようで、サーファーの姿は見かけなかった。

ハンティントン・ビーチ名物の桟橋。曇り空と冷たい風で気分が乗らず、桟橋までは行かずに写真だけ撮って車へ戻った。
そしてレース当日、日が昇る前に会場へ向かった。マラソンのスタートは6時半、日の出よりも早い。参加者2万人ということでどれだけ混んでるかと思ったら、スタート50分ほど前に着いたときにはまだスタートのゲートを組み立てていた。なんともおおらかな大会だ。スタート10分前でも最前列に並べる。それもそのはず、マラソンを走るのは二千人ちょっとで、残りは5kmかメインイベントのハーフマラソンの出場者だ。
というわけで、アメリカのレースにしては珍しく時間通りに号砲が響いた。今回のノルマはボストンマラソン出場タイムの3時間10分、最初の1マイルはペーサーと並走したら7分20秒もかかっていたので、ちょっとスピードを上げたら次のマイルラップは6分20秒。どう考えてもマーカーの位置がおかしい。
2マイル地点の少し先でコースは右へ折れて内陸の方へ向かう。ここからしばらくは少しアップダウンが続くけど、ボルダーの道に比べたらたいしたことはない。3マイルくらい走ったところでようやくペースが6分50秒/マイルに落ち着いてきた。もともとの予定が7分10秒だったからかなりオーバーペースなのに、低地効果で呼吸は落ち着いていて足もよく回っていたので、このままずっと行けそうな気がしてしまった。
9マイルを過ぎてPacific Coast Highwayに戻ると、今度はまっすぐな道路が果てしなく続く。まだまだ足は快調だったから気にならなかったけど、つぶれたらかなり気が滅入りそうなコースだ。折り返して13マイル近くでシューズにつけたチップがはずれそうになり、安全ピンで応急処置。このとき一度しゃがんで立ち上がってもまだ足に疲れを感じなかったので、ますますこのままのペースで行けそうな気がしてきた。
ここのコース、最初のうちは海岸沿いでいい感じなんだけど、マラソンのコースはフィニッシュまで残り1マイルくらいのところでまた折り返してPacific Coast Highway沿いのバイクパスを元来た方向に戻るという、なかなか嫌がらせ系なコースだ。しかもここのバイクパスは一般人と共用なので、歩行者をよけたりバイクを避けたりで少々面倒だ。さらにここから先はマラソン専用コースなので、エイドステーションが一気に貧相になる。ひどいときにはボランティアがおしゃべりに夢中になってて、ドリンクを渡してくれないこともあった。
でも、一番の問題は16マイルを過ぎたあたりから足がへたり始めてきたこと。ここまで快調に飛ばしてきたのに、ぼちぼちマイル7分を超えるようになってきた。無理にペースを戻すと足が攣りかねない。前のランナーを追うのはあきらめ、減速はしても失速しないように気をつけながら、ぎりぎり維持できるペースを探った。22マイル通過で2時間半を超えていて、サブスリーはもう難しそうだ。こうなったら最低でもボストンクォリファイを確保するしかない。一時はマイル7分15を越えるくらいまで減速したけど、残り1マイルくらいでHighwayに合流してから少し持ち直し、なんとか失速することなく3時間3分40秒でフィニッシュ。サブスリーはならなかったけど、ボストンクォリファイの目標は達成。さらに10年ぶりに25秒自己ベスト更新。
リザルト。
レース後、Costa Mesaのミツワにある山頭火でラーメンを食べた。他にもいろいろ食べたいものがあったけど、胃がくたびれててこれしか食べられなかった。
幸いサウスウェストはいつもの通りトラブルフリーで、飛行機の中に延々と閉じ込められることもなくスムーズにオレンジカウンティ空港に着いた。コロラドとは違ったじめっとした濃い空気に触れると、カリフォルニアに来たんだなという実感が湧いてくる。レンタカーを借りて、ろくに地図も見ずに直感でレースエキスポへ向かった。
エキスポでは「マラソンランニンググローブ」と称して軍手を売っていた。きっとその辺の日本スーパーで安く仕入れた品だろう。片方2ドルって…片方だけ買う人いるんだろうか。

レースパケットを拾ってから、ちょっとビーチを歩いてみた。海を見るのも潮風に吹かれるのも久しぶりだ。さすがに南カリフォルニアでも2月の海は冷たすぎるようで、サーファーの姿は見かけなかった。

ハンティントン・ビーチ名物の桟橋。曇り空と冷たい風で気分が乗らず、桟橋までは行かずに写真だけ撮って車へ戻った。

そしてレース当日、日が昇る前に会場へ向かった。マラソンのスタートは6時半、日の出よりも早い。参加者2万人ということでどれだけ混んでるかと思ったら、スタート50分ほど前に着いたときにはまだスタートのゲートを組み立てていた。なんともおおらかな大会だ。スタート10分前でも最前列に並べる。それもそのはず、マラソンを走るのは二千人ちょっとで、残りは5kmかメインイベントのハーフマラソンの出場者だ。
というわけで、アメリカのレースにしては珍しく時間通りに号砲が響いた。今回のノルマはボストンマラソン出場タイムの3時間10分、最初の1マイルはペーサーと並走したら7分20秒もかかっていたので、ちょっとスピードを上げたら次のマイルラップは6分20秒。どう考えてもマーカーの位置がおかしい。
2マイル地点の少し先でコースは右へ折れて内陸の方へ向かう。ここからしばらくは少しアップダウンが続くけど、ボルダーの道に比べたらたいしたことはない。3マイルくらい走ったところでようやくペースが6分50秒/マイルに落ち着いてきた。もともとの予定が7分10秒だったからかなりオーバーペースなのに、低地効果で呼吸は落ち着いていて足もよく回っていたので、このままずっと行けそうな気がしてしまった。
9マイルを過ぎてPacific Coast Highwayに戻ると、今度はまっすぐな道路が果てしなく続く。まだまだ足は快調だったから気にならなかったけど、つぶれたらかなり気が滅入りそうなコースだ。折り返して13マイル近くでシューズにつけたチップがはずれそうになり、安全ピンで応急処置。このとき一度しゃがんで立ち上がってもまだ足に疲れを感じなかったので、ますますこのままのペースで行けそうな気がしてきた。
ここのコース、最初のうちは海岸沿いでいい感じなんだけど、マラソンのコースはフィニッシュまで残り1マイルくらいのところでまた折り返してPacific Coast Highway沿いのバイクパスを元来た方向に戻るという、なかなか嫌がらせ系なコースだ。しかもここのバイクパスは一般人と共用なので、歩行者をよけたりバイクを避けたりで少々面倒だ。さらにここから先はマラソン専用コースなので、エイドステーションが一気に貧相になる。ひどいときにはボランティアがおしゃべりに夢中になってて、ドリンクを渡してくれないこともあった。
でも、一番の問題は16マイルを過ぎたあたりから足がへたり始めてきたこと。ここまで快調に飛ばしてきたのに、ぼちぼちマイル7分を超えるようになってきた。無理にペースを戻すと足が攣りかねない。前のランナーを追うのはあきらめ、減速はしても失速しないように気をつけながら、ぎりぎり維持できるペースを探った。22マイル通過で2時間半を超えていて、サブスリーはもう難しそうだ。こうなったら最低でもボストンクォリファイを確保するしかない。一時はマイル7分15を越えるくらいまで減速したけど、残り1マイルくらいでHighwayに合流してから少し持ち直し、なんとか失速することなく3時間3分40秒でフィニッシュ。サブスリーはならなかったけど、ボストンクォリファイの目標は達成。さらに10年ぶりに25秒自己ベスト更新。
リザルト。
レース後、Costa Mesaのミツワにある山頭火でラーメンを食べた。他にもいろいろ食べたいものがあったけど、胃がくたびれててこれしか食べられなかった。
